ナノ構造解析学研究室

English

連絡先

〒804-8550
福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1
九州工業大学大学院工学研究院
物質工学専攻マテリアル工学コース
教育研究6号棟5階

過去のご挨拶

2023年4月

 漸く海外出張を控えていましたが、実行委員長を務める会議に出席するため、昨年9月にポーランドに行きました。直前に帰国時のPCR検査が不要になり、海外出張の負担が低くなったのは幸いでした。現地や飛行機の中で欧米の方はほとんどマスクをしておらず、日本とは全く異なる状況で驚きました。
 3月末に3年間務めた学科長からようやく解放されました。少し時間ができるので、研究の方に力を入れる所存です。成果が出た学生は積極的に学会発表に連れていきたいと思います。

2022年4月

 早いもので、本学に着任して10年目を迎えました。その間に国内外の共同研究者も色々と異動しており、時の流れを感じております。大学を取り巻く環境は年々厳しくなっていますが、皆様のご協力により、どうにか研究を続けることが出来ています。コロナ禍のため多くの学会はオンライン開催となっております。学生も良いデーターを出してくれているので、今年は学生を国内外の学会に連れて参加出来ればと考えています。

2021年4月

 コロナ禍を機にオンライン化が一気に進みました。メールだけのやり取りで、長らく会っていなかった国内外の知人と、ZoomやSkypeを介して話す機会がありました。不幸な出来事でしたが、これを機に新たに活用され始めた技術を研究や教育に役立てたいと思います。関係者の方々もご用の際は気軽にお声掛け下さい。

2020年4月

 今年1月に新型コロナウイルス感染症の報道があった際には、これ程猛威を振るうとは予測できませんでした。感染拡大防止のため、様々な催しが中止になっております。本学も昨年度の卒業式と今年度の入学式が中止となり、講義開始日も延期されました。マテリアル工学科では学生に対して、重要な用事がない限り暫く研究室には来ない様に指導しております。一日も早い終息を願っております。

 研究設備に関しては、機器分析センターの電子顕微鏡が3月に更新されました。研究環境が大幅に改善されるので、これからもより一層研究・教育にに邁進していきたいと思っております。

2019年5月

 平成から令和へと新たな時代を迎えました。

 異動の際に移設した装置は研究・教育活動に大変役に立っておりますが、装置の老朽化による故障や修理費の捻出が悩みの種でした。中古装置の購入等を検討していたところ、学内の共通装置が更新されることになり、研究環境が大幅に改善されることが期待されます。新たな気持ちで研究・教育に取り組みたいと思いますので、ご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

2018年4月

 卒論・修論がクライマックスを迎える中、20年間大きなトラブルがなかった電子顕微鏡が今年1月末に故障しました。予算の都合上、修理に約2ヶ月かかりました。予想外の出費が重なったため、今年度は例年以上に緊縮財政で研究室を運営します。学生一同力を合わせて、この難局を乗り切りたいと思います。

 今年度は、着任以来2度目の学科長です。6月に日本金属学会九州支部・日本鉄鋼協会九州支部・軽金属学会九州支部合同学術講演会、8月に日本—ポーランド二国間セミナーの実行委員長を務めます。研究以外のことでも忙しくなりそうですが、皆様の協力を得て乗り切る所存です。どうか宜しくお願い致します。

2017年4月

 2013年に研究室を立ち上げ、5年目を迎えました。昨年8月にはOB会を開催しましたが、卒業生・修了生の元気な姿を見ることが出来、何よりでした。3月に修士課程の2期生5名が巣立って行きましたが、4月には4年生(5期生)8名が配属されました。今年度も楽しい1年が過ごせそうです。

研究設備に関しては、念願だった電子顕微鏡の電子銃とイオンポンプの交換を昨年行うことが出来ました。また、ワークステーションを購入し、分子動力学シミュレーションを本格的に開始しました。研究設備も大分充実してきましたので、学生と共に更に頑張りたいと思います。引き続き、ご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

2016年4月

 早くも4年目を迎えました。3月には院生4名、学部生4名が研究室から巣立っていきました。院生は修士課程の第1期生ですが、多くの成果を出してくれました。その成果は大学院修了前に3通の投稿論文として出版され、現在投稿を準備しているものもあります。以前は学生の撮影した電子顕微鏡写真は自分で撮り直していましたが、第1期生は私よりも写真が上手になり、そのまま論文に使用しています。それに伴い、私も電子顕微鏡を操作する時間が大分短くなりました。

 2016年度は修士8名、学部生6名の体制で研究活動を行います。電子顕微鏡は調子よく稼働しておりますが、1台ではマシンタイムの確保が難しいので、シミュレーションにも力を入れていこうと考えております。今後もご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

2015年4月

 研究室を立ち上げて、早くも2年が経過しました。異動の際に移設した装置もほぼ立ち上がり、学生数の増加に伴いフル稼働しています。本研究室のメインの解析手法である透過電子顕微鏡は工学部共通の装置を用いていましたが、3月に電界放射型透過電子顕微鏡を大阪大学から移設しました。移設に際してご尽力頂いた方々に感謝致します。

 マテリアル工学コースでは学生の海外派遣に積極的に取り組んでおり、2014年度は本研究室の大学院生4名(延6名)がインターンシップや語学研修等でアメリカ、フランス、イギリス、韓国を訪問する機会を得ました。今後もグローバルマインドを有した人材を育成するため、学生の教育・指導に力を注ぎたいと思います。ご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

2014年4月

 2013年4月に着任し、早くも1年が経過しました。当初は空っぽの研究室でしたが、装置や机もどうにか揃い、漸く研究室らしくなりました。学生の頑張りで研究成果も芽が出つつあり、第1期生の5名が3月に無事卒業しました。2年目は、4名の修士1年生と7名の学部4年生で研究生活をスタートします。今後も、学生の教育や研究に力を注ぎますので、皆様のご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。近くにお寄りの際は、是非お立ち寄り下さい。

過去の情報

Copyright © ナノ構造解析学研究室. All Rights Reserved.